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期待通りのリアクション

中学校のPTA活動でほのぼのしました。

特別支援教育部のカレー会。

毎年の恒例行事ですって。

学級の生徒と先生、母たちでカレーを作り

先生方を招待して食べてもらうそうな。

 

班分けしてカレー作り。

わたしは、ご飯を炊く班です。

料理を始める前に

生徒と母たち、軽く自己紹介。

他のお母さんは

自分の名前しか言わなかったけど

わたしは

「○年○組のいとう○○○の母です」

と自己紹介しました。

 

そしたら、ある男子が

首を傾け、少しアゴを上げて

微量の「ちっ、○○○のオカンか」的な表情・・・。

そしたら、そばにいた先生が

「なんや、お前知ってんのかっ」て声かけて

その男子が、「おんなじクラスのーーー」

そしたら、わたし

「小学校も一緒ですぅー」とニマニマ(#^.^#)。

 

その男子が娘と同じクラスと知ってて

わざとクラスまで言いました。

 

思春期真っ只中、中学生男子の

微量の照れが混じる、しかし

全拒否ではない反応。

 

これよ、これー!

おばちゃんの期待してた

リアクションをありがとう。

先生の突っ込みまで計算どおり!

ああ、うれしー!

今日来た甲斐があったというものよ。

 

その後、カレーを大鍋に3つ

ご飯を35合炊きましたが

足らなくて追加で作りましたー。

恐るべし、成長期!!

 

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座敷婆より、どろぼう猫の方がマシ

夫が平日に休みを取っていたある日。

昼ごはんに鶏もも肉の照り焼きを作りました。

 

こんがり焼き色がついて出来上がり

ふたりして「美味しそうやなあ」

と言い合っていました。

 

いいにおいがしてきたのでしょう。

同居していた母が、2階の自分の部屋から

ドスドス足音を響かせながら下りてきました。

 

そして台所に入り、お鍋の蓋を開けて言い放ちます。

「なんじゃ、これ」・・・最初はまず、コレです。

「うわあ、油っぽいっ」・・・必ず、けなします。

「こんなもん、よう食べるわ」・・・定番の嫌味です。

 

散々ケチをつけ、わたしが怒りに打ち震えている間に

母は背中を丸めてそそくさと2階に上がって行きます。

お鍋を覗くと、鶏もも肉が1枚、消えています。

 

今、これを書いていると

吉本新喜劇みたいで笑けるのですが

当時のわたしは、笑える状態ではありませんでした。

 

けなされ、嫌味を言われ、否定され続けて育ってきた自分が

どれほどまでに傷ついてきたか、自覚し始めていた頃でした。

湧いてくる怒りをどう処理していいかわからない時でした。

 

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華やかさへの憧れは、永遠に!

華やかさの憧れから続きます。

 

レセプタントの仕事が

わたしに向いていないと思った

事件というのは・・・。

 

お酒を勧めるタイミングに困って

ビール瓶を持って立ってたら

「何してんの!ビールぬるくなるでしょ!!」

年下であろうベテランさんに

鬼のような形相で怒られました。

キレイなお姉さん、すっげー怖かった。

女の世界を垣間見ました。

 

おーい、コラ!!

人のせいにしたらあかんやろ。

「この仕事、無理っ」つーのは

自分に絶望したのであって

他人は関係ありません。

 

包み隠さずお話します。

あるパーティでのこと。

とどこおりなく、閉会に近づきました。

 

わたしを含めレセプタントたちは

打ち合わせた立ち位置で

整列して控えています。   

 

お偉いさんが

一本締めで、おひらきにすると

挨拶しました。

 

「いよーお、パン!」

 

会場のお客様が

 

両手を打ち合わせた、その瞬間

 

レセプタントが・・・・・

 

ひとり・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・

 

まさかの・・・一本締め。

 

 

お願い、夢なら醒めて!!

 

でも、反射的に手が動いて

止めるなんてことできなかった。

我にかえった時すでに遅し。 

 

一瞬、時が止まり

一本締めしているわたしを

引きの位置で見ている

もう一人のわたしが言いました。

 

「そんなヤツ、おらんで」

 

あの、臨死体験した人が

病室の天井の角から

死んだ自分を見ている

そんな映像でした。

 

ああ、もしかして、わたし

一瞬、死んでたのかもしれません。

 

他に気づいた人が

いたのか、いなかったのか

それはわかりません。

 

でも、エレガントから

遠〜く離れた位置にいる

自分には気づいたのでした。

 

華やかさへの憧れ

つまり、それは

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華やかさへの憧れ

わたし、バンケットコンパニオンの

アルバイトをしていたことがあります。

 

パーティーや宴会での接遇サービスです。

現在は「レセプタント®」といいます。


「コンパニオン」の呼称が

風俗営業サービス業者にも使用され始め

業界の社会的信用と仕事への誇りを守るため

日本バンケット事業協同組合

商標登録した呼称とのこと。

 

わたしも誤解のないように

「レセプタント®」

と表現させて頂きます。


 

当時わたしは、32歳。

そんな、ええ年のレセプタントは

まず、おりまへん。

学生が中心だったんじゃないかなー。

 

当日仕事をするメンバーを仕切る

チーフという役割がありましたが

ベテランのしっかりした大学生が

やってましたね。

 

仕事はヘアメイクから始まります。

髪をおだんごにまとめ

バッチリ化粧しないといけません。

 

普段、化粧っ気のないわたしは

準備段階からドギマギです。

 

なのに、なぜ

このアルバイトを選んだのかというと

 

仕事は夜だしー

都合のいい時に行けばいいしー

他のバイトと兼業できるしー

着付けが出来ると手当がつくしー

マナーの勉強になるしー

 

と、いろいろ理由をあげていましたが

要は、華やかな仕事に憧れてたんでしょーねー。

 

そつなくお客様と会話を楽しみ

さりげなくお酒や料理を勧める

気が利く、立ち居振る舞いの美しい女性。

 

そんなエレガントな女性になりたーい!

と思ってたんだろーなー。

 

1回だけ、お客様から「きれいだね」と

言っていただいたことがあって

気をよくしていましたが

 

「わたしにはこんな仕事、向いてない・・・」

と、絶望する事件が起こりました。

 

華やかさへの憧れは、永遠に!へ続きます。

 

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炭団(たどん)と卵

母が、わたしと5歳年上の従姉妹を比べて

よく使っていたのが「 炭団と卵 」という言葉で

わたしが黒い炭団で、従姉妹は白い卵。

 

わたしが生まれた時の話になると

 

「おばちゃん(母の姉)が、アンタを見て

『色が黒うて、太い、なんちゅうブッサイクな子。

将来どないなんにゃろ〜』て言うたわ」

 

と、母は決まって言うのです。

 

色黒・デブ・ブサイク、この3つの単語が

1回の会話で、最低3クールは続きます。

これが、折りにふれ、大人になるまで続きます。

 

オチもフォローもなく、内容に深みも広がりもなく

判で押したように続くのです。

 

今思うと、ひどすぎると感じるのですが

こどものわたしは

どんな思いで聞いていたのでしょうか。

 

自分を好きになれない子は

こうして生まれるのでしょうね。

 

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